fx 初心者のやり方はデモ取引and本口座取引の違い

FXを始めるにあたってまずはデモ口座を開設し、その会社のシステムや注文方法を確認したり、FXの勉強をすると言う方も多いかと思います。

もちろんそれらはとても重要なことであり、すでに本口座にて取引をしているトレーダーであってもデモ口座に戻って勉強をしなおすこともあるのです。

しかし、デモ口座と本口座での取引には少々違いがあると言うことを念頭においておかなければなりません。

これは本口座を開設してトレードをしてみない限りは実感できないことですので、せめて意識だけでも持っておくと後々困らないかと思われます。

デモ口座と本口座のひとつめの違いとして、本物の現金が動くのか動かないのかということがあります。
デモ取引のみしかした事が無い人であっても当然の事だと思うかもしれませんが、FXではメンタル面で勝つことも負けることもあるのです。

デモ取引では架空のお金を用意してもらって取引をするため、事実利益が出ても損益が出ても痛くも痒くもないのです。

そのためポジションを持ちやすい状況が生まれその中でたまたま勝てたと言う状況も生まれます。そうなってしまうと自分は勝てると過信してしまう人が生まれてしまうのです。

しかし実際のお金を動かすとなるとそう簡単にポジションを持つことはできなくなるでしょう。そこがメンタル面での大きな違いなのです。

デモ取引であっても自分自身の資産の増減があると強く意識することによって、本口座での取引に繋がるのです。

もうひとつの違いはスリッページです。デモ取引では約定率が高い場合がほとんどなのです。例えば1ドル100円で成行き買い注文をすれば、100円で買えてしまうのです。

レンジ相場の場合は本口座でも約定しやすいとは思いますが、動きが激しい場合はデモ口座のように狙った値段で約定するとは限りません。これがスリッページです。

100円で成行き買い注文のはずが、約定したのは100円10銭だった。このような状態が何度も続くのですからスキャルピングで稼ぐには辛い状況だと言えます。

スリッページが設定できるデモ口座も増えてきましたが、2pip程度を狙う場合はデモ口座でうまくいっても本口座でうまくいくとは限らないと覚悟しておかなければなりません。

このように違いがあることを念頭においた上で、デモ取引及び本口座での取引に望むことをお勧めします。

FXに役立つ知識【FXにおけるドル】

FXで最も取引される量が多い通貨がアメリカドル(米ドル)です。その取引量は世界で最も多いことから、米ドルは「世界の基軸通貨」と呼ばれています。

米ドルは、アメリカ国内だけではなく、石油や金など世界中で取引されている多種多様な商品の決済通貨として使われています。国際決済銀行(BIS)が2007年に調査したところでは、世界の為替市場での通貨取引のうちドルが約4割を占め、通貨ペアに注目すると米ドル絡みの取引は9割に上っています。

アメリカの政治や経済に関する情報は他の国に比べると入手しやすいために、どの通貨を選択するべきか迷っているFXの初心者であれば、まず取引を考えたい通貨のひとつです。

外国為替市場においては、2001年以前には戦争やクーデター、テロなど有事が発生した場合には、資産をドルに替える行動が見られましたが、それ以降は、アメリカ本土が直接テロの攻撃にさらされたために、市場でドルなどからの資産回避、安全な通貨へのシフトが進み、ドルに対してスイスフランが上昇しました。近年では、有事の際に投資家の目が集まる通貨としてはスイスフランの方が重要視されているといえます。

また、サブプライムローン問題が起こって以降、膨大な経常赤字がずっと続いていることから、ドル安の流れが基本的にあることにも留意しておきたいところです。

ドルに投資する場合に注意しておきたい為替相場の変動要因は、金融政策、経済指標(非農業部門、ISM製造業景況指数、小売売上高、貿易収支、GDPなど)、要人発言(アメリカ財務長官、FRBの議長や理事など)などがあります。アメリカにおいては、中央銀行のFRBが経済や物価動向を安定させることを目的として、政策金利の調整を行っています。公開市場操作を行うのはFOMC(連邦公開市場委員会)で、マネーサプライの調節などを行います。経済指標の指数がよければドル買い、悪ければドル売りに繋がりやすいようです。また、一般に利上げはドル買い、利下げはドル売りにつながりやすくなります。

FXで役立つ知識【FXにおけるユーロ】

FXで2番目に取引量が多い通貨がユーロであり、現在ではユーロ/米ドルの取引が世界で最も多くなっています。

それだけに、投資家が米ドルを買うときはユーロが売られ、米ドルを売るときはユーロが買われることが多く、ユーロは米ドルと反対の動きをしやすくなります。

米ドルにマイナスの要因がある場合にはユーロ買いが一気に進むなどです。

ユーロの価格が動く時間は主に欧州時間からニューヨーク時間となり、それはユーロ関連の経済指標・ユーロ圏の株式や金融商品などヨーロッパ時間に市場が開くためです。

アジア時間では米ドルとユーロに関しては材料がないため動きにくく、一番気をつけるべきは、欧州勢が入る時間および入り際です。

複数の国で使用されているユーロは、欧州中央銀行(ECB)と各国の中央銀行から構成される欧州中央銀行制度によって管理されています。

各国の中央銀行は紙幣や硬貨の印刷流通を行いますが、ECBだけは金融政策の策定を任されています。

ECBが決定した政策金利がユーロ圏全体の金利となるため、ユーロに投資を行う際にはECBの金融政策をチェックしておくといいでしょう。

ECBの金融政策委員会は第1・第3木曜日に行われ、定例的な記者会見は第1木曜日です。

また、ユーロ加盟国の中でも、特に経済規模の大きいドイツやフランスの失業率やGDPといった経済指標にも目を配っておきたいところです。

ユーロを扱っている国の中ではドイツ、フランス、イタリア、スペインの4カ国の経済規模が大きいため、これらの国の状況にも網を張っておくといいでしょう。

ユーロは対円や対ドルで上昇を続けているために下落するリスクはありますが、政策金利が米ドルに比べて高いことや、情報が比較的手に入れやすいことから、取引は比較的容易です。

ユーロの変動幅が、一般にハードカレンシーの中ではイギリスのポンドに次いで大きいという特徴も持っています。

ユーロ圏のGDPは、日本のおよそ2倍の規模となっており、これもユーロの立ち位置を強めています。